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Omotesando 01 メンバーの顔ぶれ|1pt2mi
2021.01.27
- #コミュニティコンポスト
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2020年8月1日から、表参道で始まったコミュニティコンポスト『1.2 mile community compost』では、家庭の生ごみを堆肥化し、それを持ち寄って一つのコンポストで共同で熟成をさせる取り組みをしています。1.2マイルを合言葉に、人と人、人と自然のつながりを再認識できるような、そんなコミュニティを目指しています。
この記事では、このコミュニティには一体どんなメンバーがいるのか、リレーという形でご紹介してまいります。
見て知って、できることから
夫婦で会社を立ち上げたのが2019年の夏。エシカルやサステナブルに関心を持ち始めたのは、2018年終わりの頃です。当時は、サステナブル=持続可能と言われても全くピンとこない、そんな人間でした。それがどんな意味をもたらしているのか?その選択によって、どんな未来が待っているのか?全てが未知の世界。長くファッション業界にいたことで、リサイクル、アップサイクル、リメイクの考えは理解できても、これだけでホントにサステナブルって言えるの?それをビジネスに置き換えることへの大変さを痛感しながら、自問自答を繰り返す日々が続きます。
そして、少しずつ理解が深まるにつれ、北欧では日本に比べ20年、30年も先に進んだ考えがあることを知り、衝撃を受けました。ならば、実際に現地の様子を見に行きたいと家族3人でヨーロッパの旅にでかける事となります。3週間という期間で、4カ国7都市を回りました。そこでは、サステナブルなアイテムを探すだけでなく、のんびりと街を散策したり、そこに住む人の生活に交わる事で更に理解を深めていきました。
例えば、イタリアのフィレンツェではヴィンテージという文化があり、孫たちがお婆ちゃんが持っていたモノを身につけることがトレンドになっていたり、同じくイタリアのリミニにはビオのステキなレストランがあったり、同じ国にいながら全てにサステナビリティを感じることができます。また、ロンドンでも子供たちの教育に取り入れられ、大人がペットボトルを持っていると子供たちに指摘されるなど、気が気ではありません。
さらに、サステナブル先進国のスウェーデンでは、見るもの触るものに国際認証マークがついていたり、刺激的な毎日が続きます。もちろん、パリにだってほのぼのする場所がありました。
僕らの住む日本でも、やり方は違ってもサステナブルなライフスタイルを目指す方法はいくつもあるんだと思います。まずは、世界の状況を知って感じることが大事です。そして、ボクらの住むこの国でも、できることから少しずつ始めてみましょう!
1pt2miに参加する理由
私生活からペットボトルをなくし、買い物でのビニール袋を断るうちに、それが家の中で定着しました。そして次にできることを考えた時、たどり着いたのが生ゴミを捨てないことでした。でも、家庭内のコンポストだけだと実現できることは限られていますし、このやり方でホントに良いのかな?と言った心細さもあります。そんな時に見つけたのがこのコミュニティでした。
同じ志を持ったメンバーとの情報共有は、全ての不安を掻き消してくれます。都会で暮らす人たちにとって、できることの可能性を広げてくれる。そして、自分の心も豊かにしてくれる。そんなコミュニティーだと感じています。
1pt2miで実現したいこと
まずは、「生ゴミはゴミじゃない」というのが前提に、街中このコミュニティが広がればと思っています。さらに、発展した形でコンポストステーションや、シェア・ウェイストが実現したら面白いのではないでしょうか。
家に庭がある人は、コンポストボックスをつくり、出来た堆肥で野菜や花を育てる。そして収穫の時期がきたら、生ゴミをくれた人に野菜や花をお裾分けする。近所付き合いの少ない都会でも、そんな事を実現できそうな気がしています。
お裾分けの精神は、日本人が昔から持ち合わせているもので、単純にその習慣が薄れているだけです。そこには、持続可能な社会づくりのヒントがあるかも知れません!
1.2 mile community compostの様子はInstagramでも発信しています。
@1pt2mi_community_compost ぜひフォローください。
今後、拠点を拡大予定です。詳しくはこちらをご覧ください。
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